BLOG

2025.10.15. 10:36 am

プロとして。

久しぶりにブログを書きたくなりました。
日記として、書き記しておきたくなる事がありました。

一言で言うと、気持ちの良くない接客をされました。


つい先日、初めて客側として受けるサービス(内容は言いません)に行きました。

(特に)初めて行く場所、初めて会う人、初めての場面って色々と研究してしまうのですが、この度も、つい、自社の接客やサービスと比べたりする場面がありました。

美容室も同じように、『接客』、『技術』、『サービス』、『居心地のよさ』などなど、いろいろな要素をもとに数あるお店の中から選び、ご来店いただいているかと思いますが、

その中でも、今回(前からですが)特に気になったのが、
『個人情報への介入・取り扱い方』でした。

以前行った別の場所でも同じようなことを思ったのですが、
「この住所、何に使うんだろう?」
「家の電話番号、書く必要ある?」
「誕生日、書いてなんか得するの?」
という、いちいち書かされる問診票のような紙。
ほぼ必要のないであろう個人情報、何のために書かせているの?
という疑問でした。

百歩譲って…、たくさんの顧客名簿の中から、カルテの取り間違い防止などの為のものであれば情報収集は必要です。
けど、たったこの人口のこの街で、ほぼ、名前と連絡先(携帯番号)とカルテ番号だけで、足りますよね?

ましてや、

その収集した情報を元に、”接客中の会話に繋げる”であったり、”名前を検索して、何をしている人か調べ、会話に繋げる”、”住所を検索する”だなんて、接客のプロとしてはあるまじき行為だと認識しています。

今回の一件は、まさにその、”接客のプロとしてはあるまじき行為”をされているお店でした。

私は、美容のプロ・髪のプロでもあり、接客のプロだと思って仕事をしています。


BREMENのお客様に記入していただくカルテはこれです↓

お名前と連絡先のみです。

これは、5年くらい前に、自分自身の(今回のような不快な)体験を元に、このように変更しました。

ただ、技術ができる美容師、会話が面白い美容師。それだけでは生き残れません。
もっと踏み込んだ、パーソナルな接客が求められる時代になってきていると思います。

まもなくBREMENも10歳。
大きな転換期を迎えるにあたって、色々と勉強をし直す時期なのかなと思い、書き記しました。